アトリエROJUEの理念をそのままに、指導付き人体デッサン・クロッキー会を行っている名古屋ROJUEです。

HOME > 名古屋ROJUEとは?

名古屋ROJUEとは?

デッサン指導風景

名古屋ROJUEは、非営利で活動している会員制の生涯学習サークルです。

京都の人体デッサン専門スクール「アトリエROJUE」から渡邊一雅主宰を講師として招き、指導付き人体デッサン会を毎月1回、名古屋市内で開催しています。

真剣に絵を学びたいと願う方であれば経験やスキルに関係なく、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

理念・ビジョン

好きに描いて満足するデッサン・クロッキー会ではなく、もっと上手くなるためのデッサン・クロッキー会。
それが、名古屋ROJUEです。

社会人になってから絵を始めた人。
絵を始めたいがどうしたら良いかわからない人。
美大に行きたくても行けなかった人。
もう一度絵を勉強し直したいと思っている人。

そのような「上手くなりたい!」という意欲のある方々が、上手くなれる為の「オープンな環境」を、名古屋に創っていきます。

デッサン会に対するビジョン

アトリエROJUE主宰渡邊一雅よりのメッセージ

デッサン指導風景

「美術」の世界は、「西欧」と「東洋」とにざっくり分けることができます。「西欧」では、まず人間がいて、自然があります。「東洋」では、まず自然があって、人間がいます。

また一方では、「美術」の世界を、「自由」な表現系と、「アカデミズム」な表現系とに分けることもできます。

もちろん、そのどれもが連続線上にはあるのですが、名古屋ROJUEでは「西欧」の「アカデミズム」文化の表現にウエイトを置いて指導をします。

なぜならば、「アカデミズム」とは伝統的な、写実表現の「基礎」だからです。

人の絵は誰でも描けますが、できるだけ「正確」に、そして、「リアル」に描くことは、とても難しいものです。なぜ難しいのか、それを研究して、そして、体験してみませんか?

「基礎」を身につけることで、それが可能になります。「基礎」を使って「自由」に表現できるようになりましょう。「基礎」が身につくと、人を描くことがより楽しくなりますよ!


習うなら基礎から・・・アトリエROJUEです。

名古屋ROJUEデッサン会主宰の挨拶

名古屋ROJUE主宰者のマイケルです。あっ、れっきとした日本人で、五十代のおっさんです。

マイケルと言うのは、人体を描かせるといつも足がぴったり接地せず、まるでマイケル・ジャクソンのムーン・ウォークのように踵が浮いた感じに なってしまうので、渡邊先生から付けられたニックネームです。
はい、デッサンもクロッキーもまだまだ下手で、発展途上です(汗)。

実は私、このような会を主宰しておりますが元々絵の才能は全くなく、中学を卒業して以来まともに絵など描いたことがなく、描くようになるとは 夢にも思っていませんでした。

ところが2008年の夏、たまたま上京した折に友人に誘われて「クロッキー会」というものに生まれて初めて参加。
当時マイケル48歳、それがきっかけですっかり人体デッサン・クロッキーの魅力にはまってしまったのですから、人生はどこでどうなるかわかりません。

最初のうちはあちこちのクロッキー会に参加しながら楽しさだけで描いていたのですが、次第に「もっと上手くなりたい」という思いが強くなってきました。

しかし、人体デッサンやクロッキーを教えてもらえるオープンな場はなかなかなく、思うように描けない中でストレスが溜まり自信もなくす一方でした。

そんなときに出遭ったのが、当時は東京都美術館で毎月1回開催されていた「東京ROJUE」のクロッキー会でした。
京都の「アトリエROJUE」から渡邊先生が出張されて、絵を生業とするようなベテランの方にも、私のような入門者にも、分け隔てなく熱心に 指導してくださいました。

こうして何回か東京に通う内に、2009年1月には京都の本家「アトリエROJUE」の門を叩いていました。
仕事の都合上、平日夕方のデッサンコースは無理なので土曜日のクロッキーコースに、高速バスやJR在来線を乗り継いで毎週末にせっせと通いました。

その姿を見かねた渡邊先生がある日、「名古屋でもクロッキー会を企画するなら出張して指導してあげるよ」とお声を掛けてくださいました。
もちろん最初は、まともに描くこともできない自分がクロッキー会を主催するなど無謀、と躊躇していました。

しかし、考えてみれば、私のように大人になってから絵を始めた人や、人体デッサンやクロッキーが上手くなりたくてもどうして良いかわからず 悶々としている人はたくさんいるはず。
「上手くなりたい!」と願う人ならば誰でも一緒に学んでいけるオープンな場を名古屋にも作ろうと決意して、2009年7月に名古屋ROJUEを 旗揚げするに至りました。東京でのクロッキー初体験から1年後、右も左もわからない状態でのスタートでした。

そんな名古屋ROJUEもたくさんの方々のご厚意に支えられて、早いもので今月2011年7月には無事に満2周年を迎えることができました。
心より感謝を申し上げます。

引き続き皆様のお力をお借りしながら、名古屋の描き手の皆さまに貢献すべく、ビジョンに向けて邁進してまいりたいと考えております。
これからも宜しくお願いいたします。

2011年7月吉日
名古屋ROJUE主宰  マイケル

▲ページのトップへ