美術アーティストのための人体構造学講座

筋肉と骨



名古屋ROJUEで不定期に開催している「美術解剖学講座」です。

美術アーティストが、美術解剖学をちゃんと教わる場所や機会は
残念ながら、なかなかないのではないでしょうか。
スライドや教科書の座学だけの講義では、理解にも限界があります。

本講座では、巷によくある医学的な人体構造学の解説ではなく、
美術表現に本当に必要な、浅層筋と骨の、観察と理解に的を絞って、
実際のモデルが自分の体を使って、具体的に説明します。

ハイレベルながらも、非常にわかりやすいと、大好評の企画です。



美術アーティストのための人体構造学講座「筋肉と骨」-1



★開催予定★

未定






受講者の声




矛盾なく人体を描くために

 私は日頃からイラストを描いていますが、人体をモチーフにするときには「矛盾なく描く」のに時間を要し、それにも関わらず構造が狂ってしまうことが多いというのが悩みの種でした。「説得力のあるデフォルメ」をするために、生きた人体構造学を基礎から学びたい、と常々思っていました。

 そんなときに受講した「筋肉と骨」は、講師自身が自らの肉体を見せて人体構造を非常にわかりやすく解説するもので、筋肉と骨の構造や、その働きと動きの中での変化を、「一目瞭然」に確認することができる、本当に素晴らしく面白い講座でした。

 これからは、名古屋ROJUEの定例会やannexで人体構造を観察しながら描くデッサンの実践を重ね、機会あるごとに「筋肉と骨」講座の受講も反芻して、理論と実践を結びつけることで更に理解を深め、創作活動に活かしていきたいと思っています。

A.T (20代 女性)




初心者にもわかる美術解剖学講座

 ドガのパステル画に憧れて絵を描きたくなり文化教室に通い始めましたが、作品展で額に入った自分の絵を見てその稚拙さに愕然! それが、人体デッサンをしっかり学びたいと思うようになったきっかけでした。

 しかし、楽しく描くがモットーの文化教室ではなかなか上達できませんし、勉強の方法も我流では正しい道に進んでいるのかもおぼつきません。そこで、しっかり指導してもらえる名古屋ROJUEの扉を叩きました。

 「筋肉と骨」講座を受講しようと思ったのは、人体デッサンを始めるにあたって必用な知識を学ぶためです。人体構造学に関する書籍はいろいろ出ていますが、授業がないとなかなか理解できない「教科書」ばかりです。

 「筋肉と骨」では、講師やモデルが自らの体を見せながら、要点をかいつまんで説明してくれるので、初心者の頭でも十分に理解できました。実際にデッサンを描くときには、その記憶を呼び起こすことができ役に立っています。

 人体は、構造・動作・比率・対比さらには感情を表現することができるすばらしいモチーフだと思います。人体デッサンを学ぶことは努力を要することですが、学ぶ過程はいつも魅力的で、かつ非常に興味深いものです。いろいろなことを学び理解することで、創造の世界が広がっていったら良いなと思っています。

E.I (40代 女性)